MUSICRUISE! vol.7 RAMP – Daylight
くるーず薬局の薬剤師であり採用広報担当でもあり(たまーに)アナログDJでもある高橋が、
毎月自身がヘビロテしている1曲をDJ BASSYとして紹介する定期連載!
2025年3月のMUSICRUISE!
RAMP – Daylight

2025年3月4日、ジャズ&HIPHOP界のレジェンド、ロイ・エアーズがこの世を去りました。
我々の界隈では言わずも知れたレジェンドであった彼が、専属契約をしていたポリドール以外のレーベルで活動するために作った別名義プロジェクトがRAMP(Roy Ayers Music Productionsの略)です。
もともとスピナーズのリズムセクションを担当していたメンバーをロイがプロデュースしたこの作品は、レアグルーヴ名盤として今なお人気の作品です!
個人的には、このレコードのジャケットが好きすぎて、結婚式のウエルカムボードの写真撮影会で、「新郎新婦の普段から愛用している何かを持ってきてください」という指示が出た際持参したほど。出来上がった写真は白黒タキシードでこの謎のジャケットのレコードをもってニッコリ笑っているという本当に意味の分からないものでした。
さらに、10年以上前ロイエアーズが来阪したとき、ビルボードに観に行ったんですが、その際にこの曲を演奏してくれて、明らかにDJ界隈っぽい2階席のメンバーがにわかに盛り上がっていたこともはっきり覚えています。
女性ツインボーカル、メロウかつジャジーなメロディ、スピリチュアルな空気感もたまりません。
ジャケットはゴリゴリの70年代プログレみたいな感じですが、内容とのギャップをぜひ楽しんでください。
R.I.P.Roy Ayers
